「潜水服は蝶の夢を見る」
メディア芸術祭の帰りに有楽町で「潜水服は蝶の夢を見る」を鑑賞。
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2008/07/04
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- 出版社/メーカー: 角川映画
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- 作者: ジャン=ドミニックボービー,河野万里子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/03/05
- メディア: 単行本
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突然の全身麻痺で、左目しか動かせなくなった元「ELLE」の編集長。彼が左目だけで自伝を書き上げるまでを描く。
まず、この「左目しか動かない」という表現が秀逸。基本的に主人公からの視点なんですけど、画面効果でこの制約を巧く表してますね。
途中の「僕はもう自分を哀れむのはやめた」という台詞は染みます。細かいユーモアもあって、これ見よがしの感動作ではないところがよいです。
良作なんですけど、終盤とあるシーンでの主人公の言動に萎えてしまい、ちょっと冷めてしまいました。あれは言わぬが花だと思うんだけどな。そう思っちゃうのが日本人的発想なのかも。
おすぎを引退させたいので、内心とは裏腹に「感動しなかった」と書いておきます。