「ショートバス」

 いきなり涼しくなりましたね。風邪とかには気をつけないと。

 昨日ですが、都内まで出かけたついでにシネマライズで「ショートバス」を鑑賞。

http://shortbus.jp/

 シネマライズは久々に来たけど、席が平行なのが難。シネコンに慣れすぎて贅沢になったのかもしれませんが。

 ジョン・キャメロン・ミッチェル監督(「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」はかなり好きです)の群像劇って事で期待してたんですが。

 ショートバス内のエロ系描写はまぁ良いんだけど、ちょっとその手のシーンに時間を割き過ぎかなぁと。もう少し登場人物の人となりを描くことに時間を取って欲しかったな。

 例えばソフィア(セラピストの女性)、彼女がどうやって結婚したのかが描かれてないと、あの悩みも深く伝わってこないんですよね。想像して欲しいと言うことなのかもしれないけど。

 それでも、群像劇らしい人間観の繋がりとか、丁寧に描かれているとは思いました。最後にNYが停電して、復旧するときのアノ描写は盛り上がったし。

 期待しすぎなければそれなりに楽しめますかね。濃い描写が苦手な人はダメかも。

 冒頭のとあるシーン、たぶん男の子なら一度は想像することだと思うんだけど、実際に映像で見せられると、きっついなぁ…。