「モダンスイマーズ・赤木五兄弟」

 やや遅れて土曜の日記。

 久々に観劇。新宿 THEATER/TOPS でモダンスイマーズ「赤木五兄弟」を鑑賞。

 近所から変わり者扱いをされている一家を描いた一晩の物語。

 こういう奇天烈な言動をする一家って、何処の地域にもいましたよね。なんかあそこの家の連中は危ないから、回覧板回すのはやめとこう、みたいな(少なくとも私が住んでるところにはいました。名前も覚えてる)。セットの作りに現実感がありました。

 話のキーは五兄弟の末っ子が腹違いの子供であり、彼が本当の母親の所に戻るのかという点。

 個人的には血の繋がりよりも、実生活の繋がりを信じる方なのですが、そこは人それぞれ。そんなことを色々と考えさせられる良い芝居であります。

 こう書くと重いですが、全体的には笑えるシーンの方が多いのです。四男役・津村さんの暴走っぷりはいつにも増してもう何が何だかという感じ。相変わらず、甘ったるくはないけど希望もほの見えるラストがたまりません。

 次回公演は来年かー。忘れないように気をつけないと。こういう点においては mixi のコミュは役に立ちますね。

 脚本の蓬莱竜太氏が「アイシールド21」の脚本に参加すると聞いてビックリ。どうせなら、オリジナルアニメの脚本とか書いてくれないかなぁ。