「カーズ」&「ピクサー展」

 六本木ヒルズで「ピクサー展」を覗いてから、映画「カーズ」を観てきました。

 それにしても、ヒルズはいつ来ても迷ってしまいますねぇ(自分だけ?)。

http://roppongihills.com/jp/events/macg_pixar.html

 アートワークだけでなく、幅広スクリーンで観られるアニメーション(展示作品をリンクして作成)など、かなり充実した展示だったのですが、その割にはガラガラ…。しかも小学生以下無料になってるし。まぁ自分も、ピクサーファンというのはおこがましいのですけど(「トイストーリー」「インクレディブル」しか観てないので)。

 どの作品もスクリプトボード(絵コンテみたいな物)が異様に凝っていて、素晴らしかったです。細かく着色してあり、一つの作品として完結してました。というか、こうやって早い段階で、メンバー間のイメージを統一しておくことが重要なんでしょうね。

 他には、「立体ゾーエトロープ」は一見の価値あり。珍しくパンフレット購入してしまいました。

 映画の「カーズ」ですが、渋谷シネタワーで鑑賞。こっちもガラガラでした…。

http://www.disney.co.jp/movies/cars/main.html

 今回は吹き替え版を狙って観に行きました。せっかくポール・ニューマンとか皇帝シューマッハが喋るんだからということで。

 何と言っても、この思い切った擬人化が凄いよなぁ。それでいて観ていると違和感はないしね。レースシーンの迫力は堪能しつつも、レンダリングにかかる時間を考えたら気が遠くなりそう…。

 ストーリー自体はシンプルながらも、メッセージは大人に対して向けられている気がします。人生を急ぐな、勝ちを急ぐな、ということですね。キャラクターは全体的に大人しめで、1人(1台?)くらい強烈なのがいた方がいいのでは、と思いました。

 全体的な統一感・完成度はレベル高いので、アニメ好きなら観ておくべきでしょう。