「かもめ食堂」
新宿のレイトショーで「かもめ食堂」を鑑賞。なかなか見に行けなかったので、あやうく前売り券が無駄になるところだった…。
フィンランドのヘルシンキにぽつりと佇む「かもめ食堂」の人達を描いた話。
結構前にリーナス・トーバルス氏（ＯＳのＬｉｎｕｘ作った人）の本を読んだときに「いいなぁ、フィンランド行きたい。むしろ住みたい」とか思ったのですが、その気持ちがますます強まる映画です。
淡々とした雰囲気と小粋な笑いで進んでいきます。微妙な間で笑わせてくれますね。ですが、たまにドキリとする台詞もあったりとか。「哀しい人は何処に行っても哀しい」。…哀しい人にはなりたくないな。
出てくる料理がどれも美味しそうなんですよね。おにぎりも良いけど、個人的にはシナモンロール。食堂にドンドン人が増えていくのが楽しげ。
もたいまさこは相変わらず居るだけで面白いです。ゴゴゴ…という擬音が聞こえてきそう。
お話もいいですが、フィンランドの素朴な風景が素晴らしいので、疲れ気味の人にお勧め。
