「PSP版・街」終了

 8割方通勤時間にプレイしていたので、一ヶ月もかかっちゃいました。ようやく秘蔵シナリオまで終了。

 やっぱし凄いゲームだなと。楽しみ方が他のサウンドノベルと違うので、このゲームは実写で正解でしょう。ストーリー自体を楽しむというより、各ストーリーを連携させて楽しむのが目的のゲームですから。渋谷という現実の街を舞台にしているし、数十人の人間を区別するためには実写の方がベターです。

 俳優陣がこれでベストとは言わないけどね(^^; それにしても、この人たちが今何をしているのかが気になる。その辺も特集したPSP版の本って出ないのかな。

 パンテオンとか駅前ゲーセンを見ると、もの悲しい気分になりますねぇ(今はもうないので)。繁華街の8年は長い。

 ゲームに一家言ある人は遊んでおくべきでしょう。なるべく多くの人に遊んでもらいたいのですが(でもPSP版の売り上げはさっぱりらしい…)。頭の中で試行錯誤はするんだけど、キーを忙しく押すゲームではないので、携帯機向きだと思います。

 また8年後に遊んでみようかな(気の長い話だけど)。


以下ネタバレ感想。




 秘蔵シナリオ二本。サギ山編はそこそこでした。サギ山が狙っている相手が水曜日なのは面白かった。

 ダンディ編はちょっとヒドい。結局彼の正体はわかっても、どういう人間なのかはほとんど語られないので、イマイチでした。まぁおまけと思えばいいか。

 これは初プレイの時も思ったけど、もう一人くらい女性キャラがいればよかったかな。水曜日とか日曜日とか。

 青ムシ編が丸ごとカットされてますね。個人的には賛成(絵も話も好きになれなかった)。ただ、PSPで初プレイの人は、高峯隆士の最後が何でああなったのかわからないと思うのですが。いいのか?

 お気に入り一覧。ストーリーは牛&馬、キャラクターは桂馬、ビジュアル的には市川&美子、ラストは高峯親子かな。

 牛&馬の4日以降の話って、サターン版発売時に公募してなかったっけ。これこそおまけで入れてほしかったな。