「ジャケット」
細かい買い物等々で渋谷・中目黒などを転々としてました。
その前に東銀座・東劇で「ジャケット」を鑑賞。
1992年と2007年を行き来することで、少しずつ話が見えて来るという展開はそこそこ楽しめます。ただ、映像テクニックに走りすぎている感じがあって、ちょっと疲れました。
主人公が精神病院に入っているという設定なので、全体的に澱んだ雰囲気だし。「ジャケット」は一般的な意味じゃなくて「拘束衣」という意味なのね。
結局、運命は「変えられない」と言いたいのか「変えられる」と言いたいのか、今ひとつメッセージがぼやけている気がしました。主人公の最期は……なんぼなんでも、あれはないでしょう…。かなりの脱力感に襲われたよ。
この手のジャンルは、予告だと凄い面白そうなんだけどねぇ。実際見ると、期待ほど面白かったことがないような。