「ナイロビの蜂」 - たつのすけの駄日記

　土曜に観た映画は「ナイロビの蜂」でした。サスペンスと愛情表現が高いレベルで組み合わさった秀作。レイチェル・ワイズはオスカー助演女優賞受賞。

　後半、主人公がすべてを知っていく過程と、合間に挿入される現地民の描写、この構成が巧みで引き込まれます。

　物語自体はフィクションですが、実際の状況も遠からずだと思うので、アフリカを取り巻く状況はもう少し何とかならんものかと。たまにはそういう固いことも考えますよ。

　ラストはシーンとしては美しく、素晴らしいのですが、ちょっと凹むかも…。

　重みのある映画を観たい気分の人にお勧め。