「ブロークバック・マウンテン」

 金曜の続きです。シネマ歌舞伎観た後、ちょっと本屋で時間潰してから、シャンテ・シネで「ブロークバック・マウンテン」を鑑賞。

http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/

 思いの外、清々しい映画でしたね。同性愛を扱っていると言っても、スキャンダラスな雰囲気はまるでありません。淡々とした描写と、積み重ねられる時間、変化していく二人の環境…。派手さはないですが、後に残る映画です。

 主演二人は勿論良かったのですが、個人的にはデルマー(ヒース・レジャー)の奥さん(ミシェル・ウィリアムス)の方が気になってしまいました。アレを目撃してしまった日にはもう…ねぇ。ラスト前の台詞も重かったしね。

 ラストはなかなか味わい深いです。思い出と共に生き続けることだけが良いとも思わないのですが、前向きにも解釈できる終わり方だったかなと。

 じっくりと映画を堪能したい人にはお勧め。オスカー取るだけのことはあります。