「シネマ歌舞伎 鷺娘/日高川入相花王」


 私の中の「未体験だけど一度は行ってみたい娯楽」に歌舞伎と寄席があるんですが、どちらも未だに行く機会を作れないでいます。特に歌舞伎は高いしね…。

 なにかお試しみたいなのがあればと思っていたんですが、今回「シネマ歌舞伎」という形で上映されたのを観てきました。銀座の東劇で鑑賞。

 私のようなシロートでも名前くらいは聞く、坂東玉三郎主演の二本立て。

http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/sagimusume/index.html

 女形としての優美な動きとか、衣替え(という言い方で良いのだろうか)など、充分に堪能できたんですが…。特に「鷺娘」の終盤は、魅惑的な感じでクラクラしました。

 良かったんですけど、シロートとしてはなんか楽しみ方のリズムが分からないというか、お客が湧くタイミングも掴めないので、決まりが悪かった感じです。

 歌舞伎自体をアレコレ変えることはないと思うんですが、もう少し初心者向けのガイドとかがあっても良いんじゃないかなぁ。まぁ、映画として公開すること自体が進歩なのかもしれませんが。