「タイフーン」
地元シネコンのタダ券を使って「タイフーン」を鑑賞。
北朝鮮から亡命を試みるも受け入れられず、犯罪者として生きるしかなかった男と、南朝鮮で任務遂行に命をかける男、その二人を中心にした物語。
お金をかけているのも分かるし(韓国映画史上最大らしい)、韓国だけでなくロシアでロケしたり、気合いを入れて作っているのはよ〜く分かるんですけど…。
なんというか、一言で「力みすぎ」の映画ですかね。音楽を始めとして、全体的に仰々しいです。役者はいい人達を揃えたんだから、もっと抑えめの演出で良かったのではと。
それでも、冒頭いきなりの銃撃戦とか、終盤の船上の攻防とかはなかなか熱いです。手紙のエピソードもなかなか泣けるしね。
自分としてはまぁまぁといったところですが、扱っている内容が内容なだけに、当事国の人達はまた印象が違うのかもしれません。