「反則王」

 先週レンタルした内の一本。片づけ小休止の時に鑑賞。

 私の中では韓流と言えばソン・ガンホであります。イケメンの人とか微笑みの人にはあまり興味がないので。

 で、この「反則王」は、ソン・ガンホ本人が一番思い入れがあるとインタビューで話していたので借りてみました。

http://www.groove.jp/movies/hansokuo/index.html

 うだつの上がらない銀行員が、プロレスに目覚めて少しずつ変わっていくというお話。

 といっても、特訓して強くなって以上、と言う話ではなくて、そこはかとない可笑しさや駄目さ加減を描きながら進んでいきます。仮面つけて告白とか、観てていたたまれません…。そのダメっぷりがいいんですけど。

 ラストの試合シーンは凄いのを通り越して、なんがなんだかもぅ、という雰囲気で一見の価値あり。本人が全部やっているのに驚き。

 笑えたり哀しかったり、色んな要素が入り交じった映画で、個人的には気に入りました。最後はちょっと力が抜けちゃったけどね。