「チェコアニメ映画祭２００６・Ａプロ」

　今日（日付としては昨日）の二本目。新宿 K’ｓ cinema で鑑賞。こじんまりしてますが、綺麗でよい劇場です。店員さんがやけに丁寧。

　だいたい１〜２年おきに特集上映されるチェコアニメ。今年もやってまいりました。ということで「チェコアニメ映画祭２００６」です。この日観たのはＡプログラム。

　相変わらず、日本のアニメではあり得ない文法で作られた作品は新鮮。いや、日本のアニメも好きなんですけどね。

　印象が強かったのは以下。

「復讐」
　終盤、魔法を帯びた手だけが動く様は圧巻。全般的に奇天烈な構図が多く（良い意味で）頭がクラクラします。文章ではとても説明できんわ…。どんな手法で書いてるんだろうなぁ。

「ある粉屋の話」
　あんまし動きはないんですが、絵に異様な迫力を感じた作品。夫婦が黒い相談をしている時、文字が口から耳に流れるところが気色悪くて良かった。

「ちびトラちゃん」
　内容は特にどうということもないんですが、トラの「縞」だけ取られてしまう（つまりは無地になっちゃうって事）って言う設定が面白かったかも。

　他には人形アニメの回（Ｄプログラム）を観ようと思ってますが、吉祥寺しか上映してないのね。まぁたまに行くのは良いけど。