「SPIRIT」

 今通っている病院は、日曜も営業中なのです。WBC観戦後、花粉症の注射してもらいました。それにしてもこの病院も患者増えたなぁ。花粉症の人は増え続けているって事なんでしょう。

 例によって、帰りに新宿で映画鑑賞。今日は「SPIRIT」を観てきました。珍しく公開直後の鑑賞です。

http://wwws.warnerbros.co.jp/spirit/

 マーシャル・アーツの原点と言われる武術を生み出した男を描く、実話ベースの映画。

 ええもう、予告観た時点で辛抱たまらん!という感じでしたのでね。ジェット・リー異種格闘技戦をするってだけでもう充分です。

 話のテーマは、武道は「殺人拳」ではなく「活人拳」である、ということ。このテーマはいささか直球過ぎるのですが、主人公をジェット・リーが演じていることで、観ている方も納得してしまうのです。

 アクションはどのシーンも燃えるのですが、一番面白いシーン(異種格闘戦)が最初に来てしまうのはちょっと勿体なかった気が。高台の上で闘うシーン、物理法則を無視しまくりなのが最高。

 中村獅童が共演、てことになってますが、共演というほど出番はないです。それでも、アクションであれだけ動けるのは素直に凄い。日本刀構えるのは様になってるしね。三節根を操れず、頭にぶつけるのはお茶目(この映画で唯一笑えるシーンかも)。ジェット・リーと日本人が闘っているというのは不思議な感じでした。

 武侠アクション好きなら文句なしにお勧め。あと、最近「バキ」がどうでも良くなっている人は、これを観て熱くなりましょう。