「SPL 狼よ静かに死ね」
午前中は花粉症の注射を打ってもらいに病院へ。毎週ヤク打たないと耐えられないんです…(危険発言)。
病院が代々木上原なので、新宿に寄って「SPL 狼よ静かに死ね」を鑑賞。
サモ・ハンとドニー・イェンが競演の刑事vsマフィアの闘いを描くアクション。
サモ・ハンもすっかり「社長椅子にふんぞり返って、ブハ〜〜と葉巻を吸う」なんてのが板につく年になりましたな。貫禄ありすぎです。出番がやや少ないながらも、アクションが現役なのが凄い!ええ、あの巨体でちゃんと動いてますとも。
映画の方ですが、最近の洗練された演出の香港映画とはちょっと違って、かなり泥臭い展開と濃い目のガチンコアクション。これもまた香港映画の魅力ではないかと。
てっきりドニー・イェンが悪役で、サモ・ハンが刑事かと思ってたら逆でしたね。ドニー・イェンがどうしても布袋寅泰に見えてしまうのは自分だけでしょうか…。殺し屋とのバトルの後で上着を脱ぎ捨てるシーンが恐ろしく格好良くて痺れました。
ただ、ラストのあの展開はどうなのよ…。あのまま終わってればさらに格好良かったのになぁ。
後味があんまし良くなかったですが、アクション好きで「男たちの挽歌」あたりがツボな人にはオススメです。