「ジョン・ハウ：ファンタジー画の世界」

青山一丁目の「カナダ大使館」に向かう。お目当ては「ジョン・ハウ：ファンタジー画の世界」。

　大使館に入ること自体が初めてなので、ちょっと緊張。入り口に守衛が立ちはだかっていたので、ボティチェックされるかと思ったよ。

　で、ジョン・ハウ氏ですが、「ロード・オブ・ザ・リング」のコンセプトアートを担当した方。今回はその展示でした。写真美術館に比べると人も少なめで、落ち着いて見られました。

　なんというか「地に足の着いたファンタジー世界」が堪能できます。これはちょっと日本人じゃ表現できないんじゃないかと。ボロミアやガンダルフら、男臭いキャラクターがこれ以上無いくらい存在感がありますね。

　設定資料と思われる背景画も素晴らしいしね（ここまで来ると資料というレベルじゃないけど）。ホビット族の家とか、本当に存在してそうな雰囲気。

　映画が氏のアートから作られたのだなということがハッキリと分かりますね。「ロード〜」ファンならぜひ観るべき！と言いたいんですが、土日は閉まってるし…（３／４と５は特別にオープンしていた）。大使館だから仕方ないんですが。もったいないな。

　あ、「ナルニア」でも同じような仕事をされているらしいです。ラフスケッチだけありました。