「文化庁メディア芸術祭」

 恵比寿の東京都写真美術館に行ってきました。

文化庁メディア芸術祭受賞作品展」をざっくりと見学。
http://plaza.bunka.go.jp/festival/info/index.html

 うーん、人が多くてどうにも落ち着きませんでした。場所柄、日曜はこれくらいで普通なんでしょうけど。

 上映会は「SIGGRAPH 2005年度作品上映」を観てきました。実験的な映像が多くて、作品として完結していないのが多かったのがちょっと残念かな。それでもスクリーンで見られる機会はあまりないので、貴重な体験だとは思いました。字幕が全くなしなので、英語が分からないとしんどい。

 気に入ったのは
・「La Migration Bigoudenn」バァさんが月夜の下でパンケーキを焼いて、空中に放り投げて、そのままパンケーキに掴まって空を飛んでいくというムービー。意味不明だけど、パワーに押し切られた。

・「In The Rough」恐妻家の原始人がモンスターと闘うムービー。コミカルな動きが良かった。

 他には、B1Fの「デバイスアート」に興味があったので、そこでの感想をいくつか。明和電気の作品などがありました。

・特殊なヘッドホンを被って、円上に並んだスピーカーの中央に座る。自分の頭の角度と位置に応じて、全く別の楽器の演奏が楽しめるという仕組み。5.1chの発展系と考えればいいのかな。進化すると、コンサート会場の中を歩き回るような表現が可能になるのかも。

・作品展示で「髪を梳いていると、その動きに合わせて音楽が流れる櫛」ってのがあって、どんな感じで曲が流れるのか気になったんですが、展示だけでした。実演して欲しかったなぁ。

 2Fのショートアニメをじっくり見たかったんですが、どうにも人が多いのでくじけました。ここでの見学は適当に切り上げて、次の目的地「カナダ大使館」へ。