「フライトプラン」 - たつのすけの駄日記

　ジョディ・フォスター主演の「フライトプラン」を観てきました。新宿歌舞伎町で観ましたが、初日と言うこともあって満員御礼でした。

　「タクシードライバー」に始まり、「パニックルーム」まで。ほぼ全ての作品を観ているファンとしては、観ないわけにはいかないでしょう（好きなのは「羊たちの沈黙」「マーヴェリック」「ネル」あたり）。ということで初日に足を運んだわけですが…。

　飛行機という密室の中で進行する恐るべき計画とは！？　………むー、これがちっとも「恐るべき」じゃないんですよねぇ。国家規模の大がかりな陰謀とか、深い愛憎劇とかを想像したんですが、スケールの小ささにはガッカリ。ジョディ様は、何故こんなショボ脚本の作品を選んでしまったのか…。

　まぁストーリーに期待しなければ、エンジニアとしての知恵を振り絞り、邪魔なスッチーが行く手を阻めば叩きのめし（汗）、孤独な立場で我が子を案じる、まさにジョディ・オン・ステージが堪能できます。

　観おわった後、「フォーガットン」と同じようなガックリ感がありました。ジョディファンならそこそこ楽しめるかもしれませんが、サスペンス映画としての出来は期待しない方向で。楽しみにしてたのになぁ…。