「タイトーメモリーズ」のメモリーズ

 ちょっと前に買った「タイトーメモリーズ」ですが、ようやく一通りのゲームを遊びました。といっても、ものの数分しか遊んでないのもありますけど。

タイトーメモリーズ 上巻

タイトーメモリーズ 上巻

 まぁお約束として「スペースインベーダー」が最初のタイトルなんですけど、自分の中では「大ヒットした偉大なゲーム」というイメージがないのですよ。いや、勿論頭では分かってるんですが。

 私がお子様のときですかね。駄菓子屋にボロボロになったインベーダー筐体が置いてあったわけで。1プレイ十円だったかな。

 このボロボロインベーダーは、貧民が遊ぶゲームだったわけです。ゲーム的にも当時最先端のゲームに比べると、やっぱしつまらんわけで。1プレイ50円の忍者シューティング(後に「サスケvsコマンダ」と判明)を遊びたいんですけど、手持ちのお金が100〜200円のお子様からすると、これはかなりの出費。

 なので、弱気なお子様は長時間プレイできるインベーダーに走ってました。その記憶が植え付けられてしまって、どうにも貧民ゲームというイメージが…。

 そのインベーダー、しまいにはコインを入れるところが壊れて、フリープレイ台と化してました。

 そんなこんなを思い出していると、一緒に駄菓子屋に友達が、もうこの世にいないことを思い出したりして、ちょっぴりセンチに気分になったりとか。そういったことを思い出させるだけでも、意味のあるソフトなのかも。

…なんて事を書いてたらタイトー買収されちゃったよ!?タイトーは思い出になってしまうのか。