「ヴィンランド・サガ」一巻

 「プラネテス」の幸村誠氏が、「ヴァイキング」の生き様を描いた歴史絵巻。最近のマンガでは、かなり楽しみにしている作品なのです。今月単行本の一巻が出ました。

ヴィンランド・サガ(1) (講談社コミックス)

ヴィンランド・サガ(1) (講談社コミックス)

 一巻読み返すと、やっぱり面白いなぁ。やはり第一話の、ヴァイキング達が船を担いで陸を越えるシーンが痺れます。あと、相変わらずこの人は、飄々とした親父を描くのがうまいですね。「プラネテス」のゴローさんとか。

 キャラクターもまだ出揃ってないし、話はこれからなんですけど。でも、マガジン上の連載だといまいちピンと来ないんですよね。休載も多いし(今週も落ちてた…)。といってもこれは編集部の方がミスった気もします。前作の「プラネテス」は週刊どころか、季節で一本しか載らなかったですから。

 月刊マガジンあたりで月30Pくらいがよかったんじゃないかなぁ。もしくはアフタヌーンとか。とにかく、ブツ切れで終わってしまわないことを祈るだけです。