「コーヒー&シガレッツ 」感想

 昨日、用事のついでに銀座で観てきました。

 登場人物がコーヒー&タバコを飲みながら、噛み合わない会話をしていく様を描いた映画。オムニバス形式で11の短編で構成されてます。ケイト・ブランシェットビル・マーレイが本人役(?)で出てたりとか。
http://coffee-c.com/

 どうも自分は、タバコ嫌いのくせに、物語の小道具としてのタバコは好きらしいです(なんだそりゃ)。

 基本的に映画は映画館で観る派なんだけど、これは家で観た方が良いかなと思った。面白くないからレンタルビデオで、という意味ではなく、映画館で集中して観る映画じゃない気がする。

 自宅でユルーいテンションでインスタントコーヒーと駄菓子でも食べながらダラーっと観た方がこの映画の気分に浸れるんじゃないかと思う。

 日和った空気と、噛み合わない会話から醸し出される雰囲気はかなり気に入りました。ただ、11編はちょっと多いかな。個人的には、最初と最後の話が好き。

 それにしても、ここまでコーヒーを不味そうに描かなくても良いんじゃないかと思った。 登場人物が不味いコーヒーをすするようにのむのが哀愁漂っていて良いんですけどね。