週刊ベースボールとミスターベースボール

 図書館で週刊ベースボールを読んでました。野球ヲタなので大体読んでます。

 「助っ人外国人特集」は毎年一度あるんですけど、いつ読んでも面白いんですよね。特に日本の生活習慣に戸惑ったり適応したりするといったエピソードが面白いです。

 で、この号では今をときめく159km右腕の横浜・クルーンの記事があった訳なんですが。インタビューの中での一言。

「日本に行くことになったので、映画「ミスター・ベースボール」を見直して日本の野球を勉強した」

……インタビュアーの人は「それは違うだろっ!?」と突っ込まなかったのだろうか。

 「ミスター・ベースボール」は中日にやってきた助っ人外国人が、日本の野球にカルチャーショックを受けつつも活躍していくという話。高倉健が中日の監督で、助っ人選手がトム・セレック

ミスター・ベースボール [VHS]

ミスター・ベースボール [VHS]

 この映画では、練習の中で「バットを両手に持ってウンコ座りの体制で歩く」という奇天烈なトレーニングとかやってましたね。当時見た私ですら、「今時こんなアホな体育会系トレーニングなんてやらないって」と思ったのに。クルーンはこんなトレーニングをされられると思ってガクガクブルブルしてたのかなぁ。

 「ミスター・ベースボール」は、日本の描写はともかくとして、映画としてはそこそこです。ちょっと前にモーニングで連載していた「レジー」と同じような話なので、あのマンガが面白かった人にはお勧めかな。