「コンスタンティン」感想

 一昨日、ちよっと出かけたついでに銀座で観てきました。キアヌ・リーブス主演、アクション&ややオカルト風味の映画。
http://constantine.warnerbros.jp/

 部分的におっと思うシーンはあるんだけどね……。冒頭に鏡の中の悪魔を追い払うシーン、ヒロインがビル内の壁という壁をぶち抜かれてさらわれるシーン、さらには終盤でガラスの破片が舞っている時に時間停止するシーン、などなど。工夫して撮っているなぁと。

 それでも、全体的にもっさりしているんですよね。もう少し小気味よい映画だと思っていたのだけど、結構アクビ出てしまいました。

 格好いいキアヌを観たい人には期待外れだと思うんで要注意かも。劇中ずっとタバコばっか吸ってるし(あげくに肺ガン)、酒飲んでやぐされてるし、といった具合。近くの席にいたOLサン二人組からは不満の声がチラホラ。個人的にはこういう役の方が好きだけどね。

(以下少しだけネタバレ)







 終盤の展開はどうなのかなぁ。キアヌ本人がラスボスを倒す訳じゃないので、ちょっと肩透かしかも。エンドロール後にちょっとした仕掛けがあるんですが、続編作っても余り面白くなりそうな気がしないな…。まぁ作ってみないと分かりませんが。

 現実のタバコは苦手ですが、コンスタンティンがタバコやめちゃうのはつまらんなぁと思いました。肺が治ったんだからもっと吸わないと!フィクションの世界のタバコは許可です。