「阿修羅城の瞳」感想
出かけたついでに銀座で観てきました。ホントは「Shall We Dance」を観るつもりが、前売りを家に忘れたので(あほですね)急遽変更してこの映画を観ることに。
劇団☆新感線の舞台が原作。市川染五郎と宮沢りえが主演。音楽は密かに管野ようこが担当。
http://www.ashurajo.com/news/index.html
主演二人はなかなか力の入った演技で魅せてくれます。染五郎の殺陣はアクション映画とはちょっと違った間の取り方をしていた新鮮な感じがした。流れるような殺陣というより、止める瞬間を強調する殺陣という感じ。ハッタリの利いた台詞も良かったかなと。大仰とも取れる言い回しは好き嫌い分かれそうだけど。
宮沢りえはホントに綺麗なんですけど…か、肩が薄すぎるよ…。あと二割くらい増量した方が体にもよさそう。ベジタリアンなのかねぇ。殺陣のシーンではよろけてたもんなぁ。他には、小日向文世が妙に目立っていて面白かった。
終盤はちとクドいかなと思ったけど、チャンバラはそこそこ見応えあったし、良作かなと思ったんですが…。特殊効果があまりにヘッポコなので、正直どうしてくれようかと思いました。
緑色の血とか、火炎とか、今時これはないだろうというくらい貧弱なエフェクト。宮沢りえの阿修羅顔は、ギャグかと思いましたよホントに。映画ならではの部分がこれだとはちょっと残念。
程々には楽しめましたが、原作を観た方が面白いのかな、と言う気がした。