「ドッジボール」感想

 次は新宿に行って「ドッジボール」を鑑賞。

 おっとその前に。昼は鯨の刺身を初めて食べた。尾の刺身はマグロとかに比べるとアッサリとした感じで美味しかったです。「さえずり」っていう舌の刺身も食べてみたんだけど、珍味っていうのかなぁ。美味しいけど油の塊という感じなので、少し食べれば充分という感じ。一度食べてみたかったので満足でした。

 さて映画。ベン・スティラーが主演、じゃなくて悪役なんだけど、結局ベン・スティラーインパクトが強すぎるスポコンお馬鹿系映画。
http://www.foxjapan.com/movies/dodgeball/

 90分という短い時間でテンポ良く笑わせてくれる快作。人によっては怪作かも。ダメ人間軍団が賞金目当てに怪しい特訓をして、何故か勝ち進んでいくというお約束の展開。

 物理的に痛いギャグが結構多いので、人は選ぶかもしれません。まぁ「少林サッカー」とかにハマれた人なら大丈夫でしょう。ベン・スティラーの痛いナルシストっぷりを見ていると、悪役で正解だった気がするね。

 驚きなのはドッジボールのルールが、思いの外面白くアレンジされていたことかなぁ。ボールを6個同時に使ったり、相手を倒すと、その分味方が復活できたりとか。自分の持っているボールで、相手が投げたボールをたたき落とすのもOKだったりとか(「カット」というテクニックらしい)。

 ルールに相まって、試合シーンがなかなか燃えます。CGとかはナシで魔球とかも無いんですけど、カメラワークでうまく見せてくれます。海の向こうでは実際に行われているという、本物の大会も見たい気分にさせられましたよ。ESPNで放送とかされてるのかなぁ。

 アームストロング(自転車競技の帝王)本人がなにげに重要な役で出ていたり、チャック・ノリスが出ていたり、まぁサービス精神満点なのは間違いないです。

 自分としては結構ツボに入ったお気に入り映画。ただ、あのコーチの扱いはどうかと思った。