「マシニスト」感想
二本目。シネクイントで「マシニスト」観賞。
http://www.365sleepless.com/
クリスチャン・ベイルが大減量して一年間以上眠れない男を演じてます。
主人公が襲われる数々の事件の黒幕は一体、という感じのサスペンスなんですが……むー、ちょっと期待しすぎたかな。決して悪い出来じゃないですけど。
仕掛けの大本が、去年観た某映画と同じだったので…。観ている途中で「なんかあの映画みたいだなーでも最後のオチはきっと違うよなー」と思いつつ観てましたが、終わってみると「あれま!(同じオチかい!)」という感じでした。ネタバレなしだと感想に困る映画だ。
クリスチャン・ベイルの体つきはホントに怖い。あの体と眼のおかげで、サスペンス度は30%くらい増量されていると思います。撮影中に何もなくて良かった。
ただ、不眠になってしまった原因について、化学・薬学、もしくは生理学的な裏付けがあるのかと思っていたら、そういう理由付けが何もなかったのは肩透かしかな。
主人公と黒幕(?)との間で、もう少しロジカルなバトルがあるのかと期待もしていたので(言うなれば「デスノート」的な)、結構早い段階で主人公が壊れてしまうのも残念だった。
なんだかんだ言いつつも、前知識なしで観ればそれなりに楽しめる映画だとは思います。