「 LOVERS」感想

チャン・ツィイーの一人舞台だけど、それでも満足できてしまうくらい美しく撮られてました。凛とした眼に引きつけられますね。彼女と美麗な衣装を観ただけでも元は取れた気分。

太鼓シーンや竹林バトルでの、スローモーションを絡めたダイナミックなアクションは相変わらず良いです。ただ個人的には「HERO」がかなり気に入った口なので、比べると流石にインパクト不足な気が…。終わりに行くにつれて無茶な展開になっていくので、ちょっと興ざめ…。残念。

パンフ読んでみると、アニタ・ムイさんが亡くなって、予定されていた役が丸ごと削られたとのこと。主要キャラが3人だけだと話の広がりに欠ける気がしたので、できれば代役を立てて欲しかった気がします。