「 3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!」感想

癖がないキャラデザを、質の高いアニメーションで見せる物語は予想以上のデキ。

ストーリーも大上段の台詞はあるけど、必要以上に説教臭くはないし、恋に友情にお笑いにバラエティ富んでいて楽しめます(除く最終話。これだけ別のゲームかと思った…(^^;)。生徒達がつい放っておけない個性で描かれているので愛着が湧いていきます。

この辺は予想以上だったんですけどね…。

システム周りがあまりに酷すぎ(手抜き?)。正直、チュンソフトのゲームとは思えない。行動日の最初のターンしかセーブできないのにも関わらず、コマンドメニューにロードがないとか。才能開花システムも、実際のストーリーと全くリンクしていないので、とってつけた感がありあり。色々挙げていくとキリがないくらい。

「街」などと同じストーリー主導のゲームではあるけど、ストーリーを追う順序や場面転換のタイミングについてユーザーが介入できる余地がほとんどないので、本当に一本道です。

システム周りにスキがないところが好きでここのゲームを買っているので、その意味ではちとガッカリ。

割り切ってストーリーとアニメーションを楽しむゲームだと思えば、充分楽しめると思います。