「カンヌSHORT5」感想

「カンヌSHORT5」という短編オムニバスの映画を観る。元々「誰も知らない」より先にこっちを見る予定だったのだけど、この日は最終回の後に手塚眞さんのトークショーがあるというので、その回を観ることに。

映画自体は、どれも作り手が観る側のことを考えずに本能のままに作ってみました、という感じ。

過去映画のコラージュで作られた「FAST FILM」ってのがまぁ普通に楽しめた以外は、どれも肌に合わず。5本目の「Janne da Arc on the Night Bus」に至っては、冒頭数分間は救急医療の現場で、負傷している人間の内臓をやたらと見せ続けるという何とも言い難い映画。血と内臓が生理的に駄目なので、途中で席を外してしまったんですが、中盤以降には何か色々と仕掛けがあったらしい…。まぁでも、アレを見続けるくらいなら知らなくていいや。

手塚眞さんトークショーの内容は現在整理中。特にファンというわけではないけど、やはり実際の映画監督を生で見られるというのは刺激になりますな。

見終わった後、いきなり観客の一人に声をかけられる。前の職場で一緒だった方。40人くらいしか入らない劇場なのに、凄い偶然…。その方も職場辞めてしまったらしく、この日から休憩モードらしい。自分はもう休憩モードで一ヶ月経っちゃってます…。