「ニュースの天才」感想

六本木ヒルズで「ニュースの天才」という映画を観てきました。どうもシネコンは馴染めないな…。劇場が綺麗なのは良いんですけど。


スターウォーズEP2でアナキン役だったヘイデン・クリステンセンが、見ていて痛ましいほどの転落っぷりを繊細に演じてます。何故ニュース記事を捏造をするに至ったか、という経緯は実在する本人も語っていないので、そこは描かれません。あくまで真実を元に、主人公周辺の人間模様を描いた映画です。

淡々と真実だけを追った映画かと思いきや、「捏造」に引っかけた演出上の仕掛けがあって驚き。この監督、処女作でこれだけの物を撮るのは凄いね。脇役陣も締まっていて、お勧めです。

結局大衆は刺激的なニュースを摂取したいだけであって、それが真実であるかどうかはあまり意味がないのかねぇ、といったことを考えさせられたり。なんか朝日新聞珊瑚礁の一件を思い出してしまった。

今更六本木ヒルズデビュー

オープンしてからかなり経ってますが、始めて六本木ヒルズに行きました。

恵比寿ガーデンプレイスもそうですが、敷地の中に庭があるのはかなり不思議な感じが。せせこましい生活をしている都会人には緑が必要なのかなと。

通りがかった「寅」という店でみそかつ丼を食べる。値段を見て入ったのだけど、かなり高級そうな雰囲気の店で焦りまくり。でも店員さんが物腰柔らかな接客をされていたので落ち着けました。みそかつ丼美味しかった。

それにしてもこの建物の構造はなんとも複雑怪奇。映画館の場所を確認してから、フラフラと周辺を見学していたら、映画館の場所が分からなくなる(汗)。結局一旦駅に戻ってまた劇場へ。

森美術館もこの敷地内にあったのか。今度はここに来てみようかな。