「タイムホロウ」クリア後感想

 ちょっと前に買った「タイムホロウ」。今日少し頑張ったら終わってしまいました。全6章で6時間くらい。う〜ん、短いのがダメとは言わないけど…。

 過去を変えられる「ホロウペン」を持った主人公が、様々な事件を「過去を修正」していくことで解決していく…といったストーリーです。

 ペンで空間に穴を空けて、過去のその場所に物を置いたり、起きてしまう事故を未然に防いだり、といった感じのシステム。このホロウペンとかフラッシュバック(記憶の断片)とか、仕掛けは面白いのにあまり生かし切れてない感じでした。

 ほとんど考える余地無く、適当にコマンド実行してるだけで、歩郎くんが「わかった!」って解決しちゃうからねぇ。時間指定くらいはプレイヤーにやらせた方が良かったのでは。

 あと、終盤明らかに物語が破綻しちゃうんですよね(穴から「引っ張り込んだ」人間の扱いとか)。私ですら突っ込みどころ多数なので、時間物が好きな人は色々と気になり過ぎかも。

 キャラクターの名前付けとか(一から十二の漢数字が名前の先頭に入っている)、ねこの「フォ郎」とかは良い味出していて良かったけど。

 グラフィック全般やアニメーションのデキがよいとはいえ、あんましオススメできないかな。値段が落ちてからからの方がよい気がします。