「年をとった鰐 他短編」

 金曜ですが、仕事帰りに「年をとった鰐」をレイトショー鑑賞。渋谷ユーロスペースにて。

 数年前に「頭山」でオスカー短編アニメ賞の候補にもなった山村浩二さんの新作。

http://www.jade.dti.ne.jp/~yam/j_Body.html

 「年をとった鰐」は示唆に富んだ内容で、相変わらず手触り感のあるアニメーションが素晴らしいです。

 …が、原作に沿った内容なので、「頭山」みたいなショックはなかったなぁ。

 これ自体は短編12分の作品なので、他にも山村監督お勧めの短編アニメを併せて上映してました。

http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=36

印象に残ったのは以下。

「ビーズゲーム」
全編ビーズで作られたアニメ。ビーズで何やら哲学的なことまで語ってしまうのが凄い。

「色彩幻想」
ノーマン・マクラレンの作品は初めて。根源的なアニメーションという感じ。歴史的には見る価値あるけど、子供が観たら危ないかも(過激という意味ではなくて、てんかん起こしそう)。

 それ以外も強烈な作品ばかりなので、刺激を受けたい人にはお勧め。