「トム・ヤム・クン!」

 昨日・一昨日と同じ感覚で出かけたら、さ、寒いよ…。風邪とか気をつけて下さい>皆様

 さて、とりあえず新宿で映画を観てきました。とても観たかったのに気が付いたら終わりそうになっていた「トム・ヤム・クン!」をシネマミラノで鑑賞。

 超絶命知らずアクション「マッハ!」で、いきなりブレイクしたトニー・ジャーの最新作。

http://www.tyg-movie.jp/index2.html

 相変わらずアクション山盛りてんこ盛り。「マッハ!」はとにかく無茶しているところを見せていた感じですが、今回は構成もそれなりにしっかりしており、アクション映画としての完成度がかなり高まってますよ。

 ちょっと挙げてみただけでも…

カポエラ使い、カンフー使い、剣術使い、レスラーとの対決
 個人的には、カポエラ使いが凄かった。一カ所、全く動きが把握できないアクションがあって驚き(足と手がどう連動したのか理解できなかった…)。

 レスラー(ネイサン・ジョーンズ)はどこかで見たことあると思ったら、「SPIRIT」でも同じような役で出てました。

・塔のようになっているレストランをグルグル回って最上階へ
 ゲームの「スパイクアウト」みたいな感じ。4分くらいの1カット撮影。ひたすらひたすらザコを倒し続けて最上階へ…。トニーの体力に感服するしかないね。

・連続49人関節極め
 極めたら折る! 陸奥圓明流ですか? 凄いんだけど、相手のスタントさん可哀想…。

 とまぁこれ以外にも見所満載ですが、この映画の影の主役は象であります。象って普通に居たり、動くだけでも絵になるよね。象の牙を使ってトレーニングするのは格好いいよ。

 トニーも、下手な演技はせずアクションに専念してるのが漢らしい。なにせ「象を返せ!!」しか言わないしなぁ。敵の所に乗り込むのも、作戦も何もナシに正面突破。漢です。

 これまで観たアクション映画の中でもかなり上位かも。お勧めです。