「金魚屋古書店」と「アドルフに告ぐ」
「金魚屋古書店」の二巻を読んでいたら、「アドルフに告ぐ」のラストがどうなっていたか、強烈に気になったので、漫画喫茶で読んできました。
- 作者: 芳崎せいむ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/08/30
- メディア: コミック
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- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/10/15
- メディア: コミック
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「金魚屋古書店」ですが、古書店の娘と、まんがばか男が織り成す「漫画」についての物語。IKKI で連載中。
で、毎回お題となる漫画があるわけなんですが、二巻には「アドルフに告ぐ」についてのエピソードが入っていて、これがなかなか良かったのですよ。
「アドルフに告ぐ」だけど、やっぱり峠は最後に敬礼はしてなかったよね。いや、シーンをそこまでオーバーラップさせてたらすごいなと思ったんだけど。
名作の魔力か、最後のシーンを見たら、つい最終巻を読んでしまい、「あれ、この前ってどんな展開だったっけ」と思いつつ、と遡って結局一巻まで読んじゃいました。素直に最初から読めって話ですな。
でも、「メメント読み」すると、エピソードに対しての伏線がはっきり分かったりして、なかなか面白いです。登場人物が入り乱れるタイプの漫画なら、こういう読み方でも面白いかも。
さて、「金魚屋古書店」に戻るんですが、二巻は「アドルフに告ぐ」の回と「小さな恋のメロディ」の回が面白かったな。少年とか少女向けとかジャンルワケするのは無意味だよね。あるのは自分が読んだマンガと、読んでないマンガだけなのです。元ネタが分からないと面白くないけど、マンガ好きならオススメ。