「炎のメモリアル」感想
これも金曜に銀座で観たのでした。消防士の熱い生き様を描いた映画。
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とにかく全てに置いて直球勝負の佳作です。いい映画、なんですけど……なんというか、登場人物が品行方正過ぎて、ちょっと話に物足りなさを感じてしまったかなと。
主演二人(ホアキン・フェニックス、ジョン・トラボルタ)はいつも曲者っぽい役柄なので、このあまりに真っ当な演技になんか違和感を感じてしまいました(いや、演技自体は素晴らしいんですが)。こんなことを考えてしまう自分はココロが汚れているのか、とか思ったり。
火事場シーンはCGなしで撮影したらしく、緊張感溢れた映像でなかなか見応えありますね。
ラストの展開はいわゆるハリウッドエンディングとはちょっと違っていて、正直泣けました。ああいった形でアッサリと過ぎてしまうのが、ある意味リアルなのだと思いました。ラストの曲も良いです。ストレートな話を観たい人にお勧め。
ちなみに火事場映画はやっぱり「バックドラフト」が一番好きだなぁ。メインテーマ曲がかかるとつい燃えてしまう。