恋の門

先週、マンガの方を読破しました。

自称・石マンガ芸術家の門と、コスプレ系同人作家の恋乃が繰り広げるハイテンションドタバタラブロマンス。

…なんですけど…。終盤いきなり、唐突かつダークな展開になってしまい、かなりテンション落ちました。読後感はイマイチ。木背との三角関係になる中盤くらいまでは面白かったけど。門のオヤジが死ぬ直前の描写は、読み手を飲み込むような力があって良かった。

映画の方を先に観ていたけど、映画の方が面白かったかな。マンガ原作の作品(映画とかドラマとか)で、原作より面白いと思ったのは珍しい。

二人羽織で原稿描くシーンとか、ミュージカル仕立てのシーンって原作にはなかったのか。こういった原作以上のシーンを追加できるってのは、松尾スズキは凄いって事ですな。なにより、石鎧コスプレを実写で見ると凄いモノがあります。

マンガ→映画の順に見るのがお勧めかも。