「九龍妖魔學園紀」感想

先月ぐらいから「九龍妖魔學園紀 」というゲームをやってました。
http://www.atlus.co.jp/cs/game/pstation2/9ron/


プレイ日記はメモを頼りに後でまとめようかな。とりあえず全体的な感想など。ちなみに「魔人学園」シリーズはまるでプレイしていないので、純粋に1ゲームとしての感想です。


主人公は若きトレジャーハンターで、東京のとある学園内の墓場に眠る「秘宝」を探し出す、という感じのストーリー。なんで学園にそんな巨大な墓場があんのよ、とか、世界を股に掛けるトレジャーハンターが学生になるのってどうよ、などのツッコミは不可。ゲームには、それが当然と思わせるヘンなパワーと雰囲気があります。


ゲーム自体はアドベンチャーとダンジョン探索RPGを足したような作り。ダンジョンで宝を守っている生徒会の手先(?)を倒すと、「昨日の敵は今日の友」のジャンプ黄金パターンで仲間を増やしていくという寸法。


仲間になるのはヘンな連中ばっかり。カレー好きのアロマ中毒が相棒なのはまだいいとして、爆弾魔少女、菓子ばっかり食べてるふとっちょ、全身ミリタリー野郎、眼帯で袴の武士、刺身好きのインド人、お約束の図書委員めがね娘、等々、もうなにがなんだか。どういう高校ですかここは。


自分の場合、結局クリアしたさに、ほとんど相棒と俊足のオカマを連れてました。嗚呼…。でも、APの大幅増加という効果が一番クリアに近いからねぇ。


オープニングデモはカッコいいんだけど、まんま「カウボーイビバップ」。パクるのは別にイイと思うんだけど、もうちょっと消化して欲しかったな。一目でそれと分かってしまうのはどうかと。


ダンジョン探索は、ベタな水攻め、つり天井などのお約束トラップやら、ちょっと頭を使う仕掛けなどもあって面白かった。キャラクター重視のゲームと思っていたので、探索自体が楽しめたのは意外。


あと、アイテム合成もあって、硝酸塩とマグネシウムを合成して爆薬作ったり、白米と水とレトルトカレーでカレーライスにしたり、妙に凝ってます。


ただ、展開があまりにジャンプ黄金パターンの繰り返しなので、終盤はダレて、惰性でプレイしてました。さらにエンディングがかなりショボかったので、どうにも印象が悪い…。まぁでも70時間にも渡って最後までプレイしたので、面白かったんだと思います。たぶん。


操作系はかなり酷い。慣れれば何とかなるけど、ボタン操作を間違えた回数は数知れず。画面デザインや操作系は、とにかく文句がありすぎて、書いていくと一画面埋まってしまいそうなので割愛。


いいところ悪いところ含めて、とにかく話のネタにはなるゲームかな。音楽はとても良かったのでとりあえずサントラ待ちです。